気温が高くなってくると肉フェスやバーベキューなど屋外で肉を食べる機会が増えてきますね。そんな時に心配になるのが食中毒です。
生肉を食べるのは危険だと聞くし、特に子供の場合は一度食中毒になると重症化する場合が多いらしいのでとても気を使いますよね。
そこで子供が万が一食中毒になった場合の症状や対策について調べてみました。
■食中毒になった子供の症状は?
子供が食中毒になった時の症状は、腹痛や嘔吐・下痢が主な症状で血便や発熱を伴う場合もあります。大人でも辛いので子供なら尚更ですよね。
潜伏期間は早ければ1時間程で、長い時は7日間ぐらいで症状が出ます。なのでお子さんと肉フェスに行ったりバーベキューで肉を食べた後は1週間ぐらいは食中毒の危険性があると思ったほうがいいです。
あまり神経質になる必要は無いですが、突然下痢や嘔吐の症状が出ても慌てずに済みますからね。そのような症状が出たらすぐに病院へ行くことをお勧めします。
■子供に生肉を食べさせるのは危険?
余程のことがない限り子供に生肉は食べさせないほうがいいです。
何故かと言うと肉類の中にはカンピロバクターという細菌があって、この菌は加熱しないと死滅しないんですよね。
2016年5月に開催された肉フェスで食中毒が発生したんですが、その原因が生の鳥のささ身肉を食べたことなんですよ。外側は火が通っていたんですが中が生だったわけです。
特に鶏肉は生のまま食べてしまうと屋内・屋外に関係なく食中毒になる可能性が高いので子供にかぎらず大人であっても絶対に食べないようにしてください。
■子供が食中毒にならないための対策は?
僕は以前に居酒屋のキッチンでアルバイトをしていたんですが、特に注意していたのが鳥の唐揚げが中が生になっていないか?でした。
ある程度の大きさの肉は規定の温度の油で何分揚げたら大丈夫だというのは分かっているんですが、宴会料理なんかで大きめの鶏肉を揚げる場合、必ず包丁で切ってみて実際に火が通っているか毎回確認していました。
なので自宅で子どもたちに鶏肉を使った料理を出す時、市販のものを温めて出すのは多分問題無いですが、実際に調理をする時は念の為に鶏肉の中が生じゃないか確認するのがベストですね。
小さな肉ならほぼ大丈夫ですが少し大きな肉の場合は中が生じゃないという可能性がゼロではないですからね。
■まとめ
衛生面に気を配るのはもちろんですが、特に屋外で生肉などを調理して食べる場合は大人が確認して子どもたちに食べさせるようにしましょう。
かと言って気を使いすぎるのも良くありません。小さい生肉を食べてしまったからといって、必ず食中毒になるというわけでは無いですからね。
せっかくの肉フェスやバーベキューですからね。最低限注意すべきところだけ守って、あとは子どもたちと一緒に楽しみましょう!
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