2016年冬に始まった日産の「#猫バンバン プロジェクト」なんですが、とても良い取り組みですよね。特に冬場は猫が寒さをしのぐために車のボンネットの中に入り込むことが多いですからね。
もし運転手がそれに気付かずに車を動かしてしまったら・・・猫がエンジンルームで被害にあう可能性があります。冬だけでなく夏でも猫がボンネットの中に入る理由と、それを防ぐ方法をまとめました。
目次
■習性から分かる猫がボンネットの中に入る理由
猫の習性が分かると車のボンネットの中に入ってしまう理由が理解できますよ。
猫の習性①寒さに弱い
一般的に猫は寒さに弱いと言われていますね。もちろん全ての猫が寒さに弱いわけでは無いですが特に短毛種の場合は身体を覆っている毛量が少ないので寒がりの子が多いようです。
猫の習性②狭い場所が好き
猫はなんであんなに狭い所が好きなんでしょう。ティッシュケースの中だったり小さな土鍋の中だったり窮屈な体勢で寝るのが好きですよね。昔の野生で暮らしていた頃の習性とか言われていますが狭い場所が安心できるんでしょうね。
猫の習性③暗い場所が好き
猫は暗い場所も好きですよね。その理由として暗い場所は敵から身を守れる安全な場所だと本能的に分かっているからだと言われています。
この3つの習性からなぜ猫がボンネットの中に入ってしまうか分かりますよね。寒さをしのげて狭くて暗い場所というのがエンジンルームの近くという訳です。
■猫がボンネットの中に入るのを防ぐ方法
ではどうやったら猫がボンネットの中に入るのを防ぐことが出来るのでしょうか?まず猫が車に近づかないようにすることを考えてみましょう。
自宅の車庫に駐車している時というのが猫が入りやすいですよね。一日中猫を見張っておくのも無理ですから。
一番簡単なのがボンネットの入り口になっているタイヤ付近にプラスチック製の「トゲトゲ」を置いておくことです。猫がジャンプするときの足場を無くすことが出来ますから。それでも完全に防ぐことは出来ないんですよね。
そんな時に役に立つのが「アニマルバリア」です。
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「アニマルバリア」は赤外線で猫を感知すると、ねこが嫌がる超音波を出して危害を加えることなく近づくのを阻止することが出来るんです。設置するだけなのでとても簡単ですよ。
■それでも猫がボンネットの中に入ってしまうので
どんなに対策をしていても猫がボンネットに入ってしまうのを完全に防ぐことは出来ません。人が近づいてきたことを感じてすぐに車の中から出てくれれば良いのですが。
そんな時にやって欲しいのが「猫バンバン」です。猫バンバンとは車のエンジンを掛ける前にボンネットをバンバン叩くことです。こうすることで寝ている猫を起こすことができるし出て行ってくれます。
それでも出て行かずに鳴き声だけが聞こえてくる場合はボンネットを開けて追い出してください。ただエンジンルームの奥の方に入って出てこない時はJAFに頼ることも考えてください。とにかく大事なのは無理ヤリ出そうとしないことです。
【 #にっちゃん情報局 】
乗車前の「ちょっとした思いやり」で救える命があります。エンジンルームやボンネットなど鳴き声や気配がないか #猫バンバン をして確認をしましょう。https://t.co/SH7K72geT9 pic.twitter.com/CtLQzjtLPI— 日産自動車株式会社 (@NissanJP) 2015年11月19日
■まとめ
自動車メーカーである日産が「#猫バンバン プロジェクト」を積極的に行っていることに意味があるように思いますね。「猫も人も安心して過ごせる社会のため」っていうのが心に響きました。
車に乗り込む前に「猫バンバン」するだけで悲しい事故を防げるならやらない手はないですよね。冬だけでなく夏でも「猫バンバン」やりましょうね。
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