台風13号が温帯低気圧に変わりましたね。ただこれで安心してはいけません。その理由とは?
また関東の水不足は解消されましたが利根川水系8ダムの平均貯水率について調べてみました。
■台風13号が温帯低気圧に変わっても安心できない理由
台風13号は関東に接近する前に温帯低気圧に変わったので安心している人も多いと思うんですが実はこの後が注意しないといけないんですよ。
その理由は、台風13号から変わった温帯低気圧が1,000hPaなんですが今後発達しながら関東から北海道へ移動していくんですよね。
9月9日夜には994hPaまで発達して北海道付近に進む見込みなので特に東日本沿岸の地域は注意しないといけません。
また温帯低気圧が秋雨前線を刺激して広い範囲で大雨を降らせ局地的な豪雨をもたらす事があるので8月の台風被害が回復していない地域は警戒して下さい。
雨が降り出してからだと手遅れになってしまうところもあるので早め早めの避難を心がけましょうね。
■利根川水系8ダムの平均貯水率は?
8月は関東の水不足が続いていましたが9月2日に取水制限が解除されましたね。これで一段落という感じですがまだまだ油断してはいけません。
6月16日に10%の取水制限が行われてから解除になるまでに3ヶ月弱掛かっているわけですからね。
9月8日現在の利根川水系8ダムの平均貯水率は75%なんですが今後雨が降らないことがあればまた貯水率が70%を切ることが考えられますから。
台風雨被害が大きい地域にはあまり降ってほしくはないですが利根川水系ダム近辺にはもう少し降ってくれることを期待したいですね。
■まとめ
9月に入って発生した2つ目の台風13号は台風としての被害はほとんど無かったんですが温帯低気圧に変わって大雨をもたらす可能性があるので注意が必要ですね。
8月に発生した台風と比べると勢力も強くないし大きくないので危機感は薄れるんですが秋雨前線を刺激することで大きな被害が出ることもあるので気をつけましょう。
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