2016年の夏も暑くなるんでしょうか?特に都市部ではヒートアイランド現象で年々暑さが増しているようにも感じますね。今年はラニーニャ現象の影響で猛暑日は増えるんでしょうか?地球温暖化も原因?
■2015年はエルニーニョの影響
2015年はエルニーニョ現象の影響で毎月台風が発生していたわけですが、エルニーニョの年は一般的には冷夏暖冬になると言われていますね。ただ昨年の夏は冷夏というほど涼しくなかったんですが確かに暖冬ではありましたね。
2015年の猛暑日日数ランキングを見てみると群馬県館林市や岐阜県多治見市など内陸部の都市が軒並み上位にランクインしていますね。そんな中、沖縄では一度も猛暑日を記録していないんですよ。
こういった記録から分かることはやはり猛暑日はヒートアイランド現象の影響が強いのかなと思いますね。
■2016年はラニーニャの影響
2016年は夏には昨年からのエルニーニョ現象が弱まりラニーニャに移行するそうです。ラニーニャの年は一般的に梅雨が短く猛暑になると言われていますね。
前回エルニーニョだったのが2009年でこの年は冷夏というほど気温は低くは無かったんですが梅雨が長引いたことで残暑もそれほど厳しくなくて熱帯夜も少なかったことで比較的過ごしやすい夏でした。
次の年、2010年はラニーニャだったんですがこの年は「観測史上最も暑い夏」と言われるほど日本各地で猛暑日の新記録が出ました。残暑も厳しく9月に入ってからも暑い日が続きましたね。
2010年と2016年は似ているところもあって上半期の台風発生数が2010年⇒1個、2016年⇒0個と少なく前年がエルニーニョで夏が比較的に過ごしやすかったところです。
ということは2016年夏は猛暑になるのでは?という予想が立ちます。実際に今年2月気象庁の長期予報によると夏の気温は平年並みか高くなると発表されましたからね。
■猛暑日は地球温暖化も原因?
猛暑日のことだけ考えてみると地球温暖化だけが原因というよりはやはりヒートアイランド現象の影響が強いような気がしますね。
というのも東京や大阪などの大都市は猛暑日の日数が年々増えているんですよね。それと比べて実は沖縄は最高気温が37℃を一度も超えたことが無いんですよ。さらに猛暑日を記録したのもここ90年で3回だけなんです。
日本全体が暑くなっているというわけではなくて明らかに都市部が暑くなっている。その理由は高層ビルや大規模な都市開発でコンクリートに覆われたことでヒートアイランド現象が影響していると考えると納得できますね。
■まとめ
2016年の夏はラニーニャ現象の影響で猛暑になるのではと予想されます。その上、台風も夏場に集中して発生する可能性もあるので猛暑も台風も十分に注意する必要がありますね。
でも猛暑はイヤですね。ビアガーデンで飲む生ビールはとても美味しいんですけどね^^
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