2016年8月4日に台風5号が発生しました。まだまだ勢力は弱いですが発達しながら日本に接近して来そうなので怖いですね。
そこで今後の台風5号の進路予想と、猛暑が続く日本に対する影響を調べてみました。
■進路予想から関東直撃の可能性も
参照元:http://www.jma.go.jp/jp/typh/1605.html
上の進路予想画像を見て下さい。台風5号の予報円の左側を通って進んでいくと関東地方を直撃して上陸する可能性もありますよね。
この時期の台風が直接日本列島に向かってまっすぐに進んで来るのはとても珍しいそうです。通常は一旦西に進んで沖縄付近を通って日本に接近するんですが、太平洋高気圧が弱いのでこの様な進路を進むんだとか。
気象庁によると8月8日の段階での予想中心気圧が965hPaなので、直撃しなかったとしても台風の勢力によっては関東から東北にかけてかなりの影響が出そうです。
■関東の水不足解消は?
関東地方の水源である利根川8系のダム平均貯水率が8月上旬の段階で60%程度と水不足はまだまだ解消されていません。
この原因の1つとされているのが2016年ラニーニャ現象の影響による台風発生数の少なさです。今年の第1号が発生したのが7月でまだ日本に接近した台風がゼロなんですよね。
今回発生した台風5号が今年初めて日本列島に近づく台風になりそうなので、災害には十分に注意しないといけないですが関東地方の特にダム近辺に雨が降って欲しいですね。
■台風一過の後に猛暑が・・・
台風一過の後は晴れて猛暑になると言われています。その理由として、台風が過ぎると北にある台風に向かって南から暖かい空気が吹き込まれるからです。
8月に入ってから猛暑が続く日本列島なんですが、台風接近によって雨や風で一旦涼しくなってもすぐに猛暑が復活するので熱中症には十分注意しないといけないですね。
>>>効果的な熱中症対策とは?
■まとめ
日本近海の海水温が高いので台風5号がこの後どのくらい発達するか分かりませんが、日本には少なからず影響が出そうですね。関東の水不足解消には恵みの雨になるかもしれないですが、これから発生する8月9月の台風には十分に注意しないといけないですね。
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