2016年7月3日に発生した台風1号が中心気圧が900hPaに発達して猛烈な勢力になりました(7月7日現在)。台湾や中国大陸に上陸したあと日本に接近する可能性があるので注意が必要ですね。
ところで台風の強さや大きさの基準って分かりますか?「非常に強い」とか「猛烈な」とか。その辺りを調べてみました。
■過去最強クラスの台風1号
2016年の台風1号は1951年の観測以来、台風1号としては過去最強クラスの勢力に発達しました。たしかに台風1号がこれだけ話題になることは珍しいですよね。
それにしても中心気圧が900hPaっていうのはかなりの勢力ですよ。
というのも2013年にフィリピンに大きな被害をもたらした台風30号の中心気圧が895hPaだったことを考えればどれだけ強いか分かりますよね。
■台風の強さや大きさの基準は?
●台風の強さ
気象庁によると台風の強さは最大風速で決まっているようです。
強い:33m/s以上~44m/s未満
非常に強い:44m/s以上~54m/s未満
猛烈な:54m/s以上
また猛烈な勢力の中で特に最大風速が70m/sを超える台風を「スーパー台風」と呼びます。2013年の台風30号はまさにスーパー台風だったわけですね。
●台風の大きさ
台風の大きさは風速15m/s以上の強風域の半径で決まります。
大型:500km以上~800km未満
超大型:800km以上
数字だけだと分かりにくいので画像で表すとこんな感じになります。
引用元:http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-3.html
大型と超大型ではかなり違うのが分かりますね。超大型は本州が丸々入りますからね。
■まとめ
2016年の台風1号が猛烈な勢力に発達したことで今後発生する台風も強力になりそうで怖いですね。特にスーパー台風が日本に接近する可能性を考えと・・・油断は禁物ですね。
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