2016台風9号が関東直撃へ！利根川水系ダムの貯水率は？

台風9号が2016年8月22日午前中に関東を直撃しそうですね。中心気圧が975hPaで強い台風に発達しました。

そこで日本上陸後の進路予想と、関東の水不足が改善するのか？利根川水系ダムの貯水率についても調べてみました。

■台風9号の進路予想

参照元：http://www.jma.go.jp/

上の進路予想図を見てみると関東に上陸した後、北関東を通って東北から北海道に抜けるような進路を取りそうです。

台風は一般的に上陸すると勢力が弱くなるので北海道に達する頃には温帯低気圧になっているのではないでしょうか。

ただ台風9号は強い勢力の状態で上陸するので関東から東北にかけては大雨や強風の被害が出ることが予想されるので十分に注意したほうが良いでしょうね。

■台風9号でダムの貯水率は改善するのか？

前回関東に接近した台風7号は雨台風だったので関東の水不足改善に期待したんですが2016年8月21日現在で利根川水系8ダムの平均貯水率は55％と全く増えていないんですよね。

そこで何故ダムの貯水率が改善しないのか考えてみたんですが、台風やゲリラ豪雨などで一時的に雨が降ってもその後すぐに猛暑がやってきて雨の日が続かないからじゃないかと。

特に利根川水系8ダム近辺に雨が降っていないんでしょうね。1日だけザッと降ってもすぐに晴れの日が続いて乾いてしまう。

なので3日ぐらい続いて雨が降ってくれないと劇的に貯水率が改善することはなさそうですね。今回上陸する台風9号も過度な期待はしないほうが良いと思いますよ。

■東京オリンピックは大丈夫か？

2016年の台風はやたらと関東に接近上陸していますよね。これがもし2020年東京オリンピックの時だったらと考えたら怖くないですか？

東京オリンピックの競技日程は2020年7月22日のサッカーから8月9日の閉会式までなので危険な匂いがプンプンしますね。

関東は地震が多いのにそれと合わせて台風の影響があると無事に競技が行われるのか心配です。特に新しく競技に採用されたサーフィンはもろに波の影響がありますからね。

ただ気象現象だけは人の力ではどうしようもないですからね。来ないことを祈るしかないですね。

■まとめ

台風9号は強い勢力のまま関東に上陸するので十分に注意しましょう。でもそれ以上に気になるのは関東の水不足ですよね。

大きく改善することは無理かもしれないですが少しでもダムの貯水率が増えることを期待しましょう。

追記

台風9号は北海道に上陸した後、温帯低気圧に変わりましたね。また、利根川水系ダムの平均貯水率は2016年8月23日現在で58％と8月21日の55％から3ポイント回復しました。

ただ台風9号が過ぎた後に南から暖かい空気が関東に流れ込んできて局地的にゲリラ豪雨が起こったりしているので、ダムの貯水率はもう少し回復するかもしれないですね。

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